ポケットの中のシネマ
お気に入り映画の紹介コーナー
<その2>

人名がタイトルの青春映画三本!
これまでも機会あるごとにお客さんに推薦してきたお気に入りの三本です。


「ギルバート・グレイプ」
知的障害を持つ弟、夫を亡くし家を出ようとせず巨体となった母、母親代わりの姉、思春期真っ盛りの妹。その家族を支え退屈な田舎町から出て行くことが出来ないギルバート。青春を忘れかけていた主人公ギルバートを演じるのは当時30歳のジョニー・デップ。そしてブレーク前のディカプリオが見事に知的障害の弟を演じる。ギルバートと不思議な少女ベッキーが夕焼けを前に語り合うシーンがとても美しい。
<1993年>
監督:
原作・脚本:
キャスト:

ラッセ・ハルストレム
ピーター・ヘッジス
ジョニー・デップ(ギルバート・グレイプ)、
レオナルド・ディカプリオ(アーニー・グレイプ)、
ジュリエット・ルイス(ベッキー)


「グッド・ウイル・ハンティング」
天才的な頭脳の持ち主ウイル・ハンティングは二十歳の青年。恵まれない境遇で育ったため、その才能を活かすべくも無く自堕落に過ごしている。その彼を親友チャック、ウイルと恋に落ちるスカイラー、天才を見出し興奮する数学者ランボー、ウイルのセラピストとなったことで自分自身も新しい道へと歩き出すマクガイアが優しく見守る。
残念ながら自殺してしまったエリオット・スミスの主題歌「Miss Misery」も孤独と癒しがテーマのこの映画にぴったり。
<1997年>
監督:
脚本:

キャスト:

ガス・ヴァン・ザント
マット・デイモン、ベン・アフレック
(アカデミー賞獲得!)
マット・デイモン(ウイル・ハンティング)、
ベン・アフレック(チャッキー)、
ショーン・マクガイア(ロビン・ウイリアムス)


「サイモン・バーチ」
親友同士のサイモンとジョーは12歳の少年時代を楽しく過ごしていたが、二人にはそれぞれ悩みがあった。身体が未発達のサイモンは自分の存在理由を神に問いかけ、私生児のジョーは本当の父親が誰なのか探しあぐねていた。二人は事故に巻き込まれながらも友情を確かめ合っていく。ジョーの優しく美しい母親を演じたアシュレイ・ジャッドがとても素敵だ。
<1998年>
監督/脚本:
原案:
キャスト:

マーク・スティーブン・ジョンソン
ジョン・アーヴィング「オーエンのために祈りを」
ジョゼフ・マッゼロ(ジョー)、
イアン・マイケル・スミス(サイモン・バーチ)、
レベッカ(アシュレイ・ジャッド)


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